犬にしてくれ

卑屈の森からリア充を目指して右往左往する様を克明に

モテない系が貧相な合コン戦歴から導き出した、心がけと結論について

先日のこと。合コンに行きました。

3対3で、年はみんな同じくらい。終わってから、3人のうちで一番いいなと思った人から、なんと個別で連絡が来て、飲みのお誘いをいただきました。

このお誘いはわたしの貧相な合コン履歴の中で初めての快挙でした。タイトルにも示した通り、わたしはまごうことなきモテない系です。モテない系に関しては能町みね子さんの「くすぶれ!モテない系」を読んでいただきたいのですが、わたしはそれを読んで共感しながら、時にため息をつきながらすくすく生きてきました。今は有り難いことに彼氏がいる立場ですが、男性が一人横にいるくらいではわたしから発するくすんだ色のモテないオーラが消えることはありません。

LINEを受け取り、やった!と拳を天にあげたけれど、彼氏がいるうえにお誘いをいただくという状況はわたしの身の丈に余りました。遅まきながら怯みまくったわたしは「ぜひまたみんなで飲みましょう」という絵文字もなにもない、棒読みな返事を送りました。こんな曖昧な返事だったので、もちろん向こうはお察し、からの既読スルー。

 

そんなこんなですっかり残念な記憶に終わってしまった合コンですが、せっかくなので気付いた点をここに記しておきます。人類から見ればとるに足らない出来事ですが、これはわたしにとって偉大な一歩なのだ。

 

【重要度★☆☆】服装

ペラペラの綿素材のワンピース、黒タイツ、ヒールの靴で参戦。一応スカート+ヒールだったけど、特にフリフリでもポリエステル素材でもない普通の格好です。

とりあえず極端に奇抜な格好でなければ問題ないのでしょう。メイクもいつも通り(いつも通りだとわたしはマスカラをしない低レベル)、ネイルはむしろ男ウケが悪いであろう紺色。ここで気を遣ったポイントは特になし。

 

【重要度★★☆】飲食店における振る舞い

相手の男の子や友達が仕切ってくれたので、積極的に取り分けもせず、「なんか飲みます?」みたいな気遣いもせず、かと言って任せすぎず、普通に飲んでいました。わたしはお酒が弱いのでウーロン茶でしたが。

ここでは取り分けを誰がやるかよりも、お皿をもらったときに「ありがとう」ときちんとお礼を言うことに努めました。なにかの文献に「男は女を喜ばせたい生き物」と書いてあったのを記憶していたからです。わたしの表現力の無さには定評があり、テンションが上がっている時でも棒読みと評される抑揚の無さを誇ります。そんなわたしが喜びを表す技術を持ち合わせているはずもなく、だったらひとつひとつにお礼を言っていたらわかってもらえるだろうという魂胆です。

殊更にこれみよがしに、ではなく、きちんと相手に向かってニコニコする、という程度のもので、目に見えて態度が変わったわけではありませんが、少し効果があった気がします。ポジティブな言葉を発すると場の空気が良くなるというか。これは普段から活かして自分に癖を付けようと思いました。それでなくても愛想が無く見られがちですから。

あとはベタですがおいしそうに食べること。というか「このお店イマイチだね」みたいなことは思っても口には出さない、ということでしょうか。友達と来たときだって、せっかく選んでくれたお店にケチをつけるようなことはしないはずです(友達は変なお店を選ばない、ということもありますが…)。書いていて合コン、というよりかは人付き合い全般に言えることを今更心がけただけ、という気がしてきました。

 

【重要度★★★】目線

偉そうに3項目に分けて書きましたが、正直これが一番効果があった気がします。

随分前の事ですが、二人の友人から目線についてアドバイスをいただいたことがあります。一人は、彼氏は割と絶やさずいるもののわたしと同じレベルの女子力を誇るAちゃん。彼女は「10秒くらい見つめていたら彼氏がぎゅってしてくれた」という体験談を交え「とにかく見つめることだ」とアドバイスをくれました。

もう一人はモテなるものを熟知したBちゃん。Aちゃんから伝聞した「とにかく見つめる」テクニックについてBちゃんに意見を乞うと、「うーん、ちょっと惜しいな」と前置きして「簡単なコツ」を教えてくれました。曰く「一回目に目があった時は普通に目を逸らす。二回目に目が合った時は、目が合ったことにちょっと驚いた感じでぱっと目を逸らす。三回目に目があったら、ニコッと微笑む」というハイクオリティーなもの。全然簡単じゃねえ!わたしは度肝を抜かれました。でも確かに自分がやられたらときめくかもしれない。そりゃあ年中モテるわな。Bちゃんはいつ何時でも見た目に手を抜かない女でしたが、モテる人は所作のひとつひとつまでに気を配っているのだなぁと思い知らされた瞬間でした。

でも、わたしにはAちゃんの「見つめる」テクニックくらいが関の山。というか人と目を見て話すのは苦手なのでそれすらハードルが高い。確かいちご100%だって3秒見つめあっただけで赤面して目を反らしていたんじゃなかったかしら。

けれどせっかくなのでこれを試してみようじゃないかと、話すときは相手の目をきちんと見ることを心がけました。相手の男の子は3人なので、10秒も見つめる必要はありません。言ってしまえば「きちんと人と目を見て話す」だけですが、それをひとりひとり、男も女も関係なく、丁寧にするよう心がけました。

書いていて思いましたが、これも世の中の大多数の人はとっくにできていることかもしれません。でもわたしにはそれすらハードルの高い作業だったし、わたしと同じように人見知りでコミュニケーション下手な自覚のある人はぜひ試してください。そんな人に向けてこの記事を書いています。それで物足りない人はBちゃんの視線三段活用をぜひ実践して、効果のほどをわたしに教えてくださいね。ぜひいつかチャレンジしたいところです。

 

いま思うとですが、わたしがいいなと思った人と、よく視線があった気がするんだよなぁ。

好意が厚い人に話題を振りがちな結果そう感じるのかもしれませんが、恐らく向こうにも伝わるものがあったのでしょう。だから連絡をくれたのだと思います。

 

以上が、当たるも八卦、当たらぬも八卦の「モテない系の合コンの心がけ」です。よくよく考えれば当たり前のことですが、わたしには苦手なことです。きっとわたしと同じく苦手意識を持っている人もいるはず。ぜひ試して、応用して、使ってみていただければと思います。

 

さて、わたしが次に知りたいのはどうやって友達を増やすかです。

合コンは恋人になるのを前提とした出会いと品定め。せっかく知り合って、もっと話したいなと思っても、友達としてまた会うということは暗黙のうちに選択肢から外されてしまいます。冒頭の彼だって、わたしは仲良くなりたかった。だって普通に面白そうな人だったもの。わたしはほんとうに「みんなで飲みに」行きたかったんだよ。

飲み会の時点でなにか布石を打っておくのか、終了後の連絡でそれと誘導するのか、それとも、そんなわがままは通用しない!と諦めるべきなのか。どなたかぜひご指導いただきたいところです。