社会的なパグ

フェミニストなのに広告会社にいる。迷いながら生きています。

東京タラレバ娘の実写化を妄想してみる

「東京タラレバ娘」というマンガをご存知でしょうか。

もしこうだっ「たら」、あのときああしてい「れば」。「タラレバ」を言いながらも毎日楽しく、時に必死に生活して、気づいたら30代になっていた。気持ちは若い娘のままだけれど、現実に自分を取り巻く環境・周囲の目は刻一刻と変わっていく。仕事ではもう若手ではなく、成果を出して当たり前、ミスをしようものなら即切り捨てられるような崖っぷち。

このマンガは東京に生きるアラサー女の苦悩がぎゅうぎゅうに詰め込まれたパンドラの箱です。「タラ」と「レバー」のキャラクターが施された、一見すると可愛くい箱。しかし開けたら最後、今まで見て見ぬふりをしていた問題に直面してしまう。「東村アキコがわたしたちを殺しにかかっている」とわたしたちは戦きました。そんなに辛かったら読まなければいいのですが、これほど刺さるマンガもなかなかないので手放すことはできません。

おそらく東村アキコの本意ではないと思うのですが、「タラレバを一人で読めない」という理由で、わたしの家に数人が集まってタラレバを読み、つらい、つらいと嘆きあう女子会が新規にできあがったほどです。

 

さて、そんな「タラレバ娘」。「主に泣いてます」「海月姫」に続き実写ドラマ化は時間の問題、ということで、いつか実写が発表された時のためにキャスト予想を記載します。

(実際に発表されたときに答え合わせしながらやいのやいの言いたい)(あと、わたしは前から目つけてたんだぜってアピールしたい)

 

※ 時間としては月9ではなくもうすこし深夜帯を想定しつつ以下

倫子:貫地谷しほり…女くどき飯の三枚目っぷり(女でも三枚目と言うのか?)と胸。

小雪佐藤めぐみ…なんだかんだ不倫になだれ込む優柔不断さを巧みに表現できそう。

香:相武紗季…二番目女の哀しい安っぽさを適切に表現してくれそう。

KEY君:高良健吾…顔と背がどんぴしゃすぎる。あんな見目麗しい人に正論を言われたらぐうの音も出ない。

丸井さん:小池徹平…大人になったいまの徹平ならぱっと見あどけなさの残る不倫男を完璧に着こなせる自信がある。


もう少し早い時間帯だったら真木よう子水川あさみ香里奈なんかもありそう。

高良くんを中心に物事を考えていきたい。きっとこの実写化はKEY君をいかにリアルに落とせるかで決まるのだ。

 

はじめはなんとなく深津絵里とか、板谷由夏とか、吉瀬美智子とか思ったのです。いかにも女子ドラマの定番ぽいでしょう。

でもこの人たちは軒並みアラフォーなのです。アラサーではなく。

わたしは昭和63年生まれ、今年27歳になる年ですが、なんだかこういうドラマにキャスティングされるのが年の近い女優さんになってきてしまった。

 

 

ちなみにもうひとつ、「かくかくしかじか」という東村アキコの自伝マンガがあります。恩師の絵画教室の先生との思い出を描いたストーリーで、わたしも感動しましたが、美大卒の友人には特に刺さったようでした。こちらもきっと実写化すると思うのですが、東村アキコの役はぜひ高畑充希に演じてほしい。日高先生は小林薫でどうでしょうか。