犬にしてくれ

卑屈の森からリア充を目指して右往左往する様を克明に

カンボジア旅行記④ 3日目(ベンメリア・キリングフィールド・トレンサップ湖・スパ)

だらだらと書いているカンボジア旅行記。

3日目は自由時間。翌日には帰るので、一応最終日です。

この日はとりあえずベンメリアに行こう、と決めていたのと、日本でスパを予約していた以外はノープラン。結果空き時間が大量に発生し、行き当たりばったりで効率が悪くなってしまったので、あらかじめ予定をがっつり組んで、一日車をチャーターすればよかったなと思っています。

 

ラピュタのモデルとも言われるベンメリア。自力で行くのは可能か?

結論から言いますとベンメリアへは自力で、タクシーで行きました。

シェムリアップにはトゥクトゥクはいっぱいあるけど、タクシーがどれなのかわからない。ただホテルで呼ぶと高かったので、トゥクトゥクのおじさんに「車で行きたい」と言ったらモグリのタクシーのおじさんを紹介してくれました。

交渉して2人で往復50ドル。ベンメリアへの入場料が一人5ドルなので、一人あたり30ドルで行ける計算です。ネットで探したベンメリアのパッケージツアーが最安で半日35ドルだったので、一応お得。

 

(ちなみに車に乗ったところ、フロントガラスに銃弾跡を発見…!恐怖と好奇心が渦巻きましたが、銃弾に気付いたことがバレると消される気がして、聞くことはできませんでした。。)

 

ベンメリアへの交通手段について、パッケージなり自力なり、車で行くことをおすすめします。

トゥクトゥクでも行けるは行けますが、道が舗装されていないので車でも結構揺れます。車で1時間、トゥクトゥクだと1時間30分~2時間はかかると思いますが、よほど風を感じたい人以外は振り落とされそうだしケツが痛いしであまり快適ではないでしょう。

何より砂埃がすごい!道中トゥクトゥクに乗ったお兄さんを追い抜きましたが、わたしたちのタクシーが起こす砂埃のせいでお兄さんの顔は(>_<)のようになり苦悶に満ちていました。

 

シェムリアップは本当にそこだけが都会のようで、街を出るとすぐに田舎の風景が広がります。道中はリアルな村生活という感じで、高床式のおうちが並び、そこにハンモックをかけて寝ている人がいたり、各家に牛がいたり、とにかくのどかです。

景色を眺めているとあっという間にベンメリアに到着します。

 

カンボジアで何が良かったかと聞かれれば、わたしはベンメリアと即答します。タプロームも一部崩壊が見られたり、木が生えていて神秘的ですが、土俵が違うくらいの印象。

タプロームが「自然と一体化した寺院をもはや芸術のように鑑賞する」のであれば、ベンメリアは「崩壊する寺院の生き様をしかと見届ける!」というか。お菓子の食べこぼしのごとく、ものすごくぼろぼろと崩れているんですよ。多分数年後、数十年後にはもっと崩れていて、いましか存在しないもの、永遠でないものに惹かれるのかもしれません。

 

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散歩コースに沿って進むのですが、まだ奥まで解明されていないそうで、一般人が入れるのはほんの手前までの様子。

1時間ちょっとで見て回れますが、アー写スポット(CDのジャケ写やタレントの宣材写真っぽい写真を撮ることのできるスポット)がいっぱいあったので、ぜひたくさん記念写真を撮ってください。

事前調べではまだ周りには地雷が埋まっているので散歩コース以外は歩いてはいけない、という情報がありましたが、近隣の住人が周りをスタスタ歩いていました。

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(左:遊歩道に沿って歩くわたし 右:アー写を撮るためにいそいそと遺跡に登るわたし)

 

キリングフィールドでカンボジアの歴史に触れる

シェムリアップに戻り、おじさんにお金を払ってバイバイするとまだお昼でした。

残金も僅かだったので遠出はせず、近場の観光地を回ることに決め、朝のトゥクトゥクおじさんに再会しキリングフィールドに連れて行ってもらいました。

キリングフィールドは現在は寺院になっています。中は閑散としていて、ポル・ポト時代の記録写真がぽつぽつ展示されていました。

トゥクトゥクおじさんが「自分の両親はここで殺された」と教えてくれました。おじさんはまだ小さかったので当時の記憶はないそうですが、2人のお姉さんに育ててもらったそうです。

確かにポル・ポト政権が終わったのは1979年(ですよね?)。わたしが生まれる9年前です。ありきたりな言葉ですが、カンボジアで内戦があったのは歴史ではなくて、その地続きに今があるくらいの、ついこの間のことなのだなと実感しました。自分が平和だから気づかないだけで、いまこの瞬間にもどこかで戦争が起きている。

そこからまたシェムリアップに戻り、トゥクトゥクおじさんともバイバイしました。ちょっとぼられましたが、身の上話を聞いてしまったのでよしとします。

 

お金と時間があったらプノンペンのトゥールスレンにも行ってみたかったのですが、それはまたいつか。

 

トレンサップ湖はとにかくぼったくりに注意!

ここでまだ夕方。スパにはまだ時間があるので、トレンサップ湖に行くことにしました。

別のトゥクトゥクおじさんに往復10ドルでお願いしました。片道30分くらいですが、正直トゥクトゥクに乗るのは30分が限界な気がします。

道中信じられないくらい細い柱に支えられた高床式の家がにょきにょきと現れます。ちょっとお転婆な子供がいたらまるごと家が崩れるのではというほ家の儚さで、見ているだけで不安になるレベルです。

 

トレンサップ湖の観光は船に乗って回ります。

まずはチケットを購入。船の料金はひとり25ドル(このあたりですでにぼられている気がする)で随時出航。わたしたち2人の船には気のいい感じの兄ちゃんのガイドがついて出発です。小娘ふたりなので舳先に乗せてもらったり、写真を撮ってくれたりといろいろサービスしてくれました(その分チップを要求されましたが…)。

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時間は1時間30分ほど。もっと時間とお金に余裕があれば学校を覗いたりといろいろあるようです。

 

船に乗るのは楽しいし、水上生活の様子は興味深いし、観光スポットとしてはいいのですが、とにかくたかられる!ぼられる!!

ここに住む子供には両親がいないので寄付をくれ、的なことを再三言われ、びびったわたしたちは10ドル渡してしまったのですが今でも後悔しています。

確かに水上の暮らしは見るからにお金はなさそうだけど、でも観光してお金落としてるじゃん、と思うんです。湖には船上レストランもあって賑わっていました。観光地としての道を見出している中で彼らのすべきことは単価の見直しだったり、新たな商品やサービスを考えたり、いかにして稼ぐかを試行錯誤することであって、現状25ドルで提供しているサービス内容で単純に金銭を要求するのは図々しいってもんじゃないのか、という…

まあ、思想の違いだったり、観光商売やるにしてもなかなか土壌が整わない中でそんな綺麗ごと言ってらんねえよ、ということなのかもしれませんが、ちょっとだけモヤモヤが残りました。

 

終わって戻るとトゥクトゥクのおじさんがどこから連れてきたのか息子を乗せており、みんなでシェムリアップに戻ることに…笑 少年はかわいかったが英語が話せないようで、終始スマホをいじってこちらと目を合わせないようにしていました。

 

ホテルまで送ってもらい、おじさんともバイバイ。

スパのお迎えが来るまで一休みです。

 

カンボジアのスパ初体験

この日の締めは日本から予約していたスパ!

やはり暑い中動き回ったのでさんざん汗をかいており、なので1日汚くなり尽くした後にスパで清めるといういい予約の仕方をしたなと自負しています笑

わたしたちはラックヌーボーというスパを予約しました。日本人経営のお店で、ネットのランキングが高かったところです。

 

コースはスクラブとオイルマッサージ2時間。金額は65ドル

個室にベッドが2つあり、わたしと友人とが同じ部屋で施術してもらいます。

マッサージ屋さんでよくある通り、仰向け時にも顔にタオルを掛けているので視界は塞がれているのですが、マッサージをしてくれるお姉さん2人が時たま何かで笑いあっていて、わたしのこの貧相な身体を笑っているのか…?とびくびくしました。もしくは「こいつら汚っ!」とかかもしれません。

マッサージ自体は可もなく不可もなく、ツルツルにはしてもらったけど、65ドルはちょっと高いかな、という印象です。口コミを見ていると極楽浄土のような印象を受けましたが、もしかしたらマッサージ師さんによってあたりはずれがあるのかもしれません。

十分いいお店でしたが、値段も施術も含めて、もう少し探せばもっと安くて名店はあったかも、という印象でした。

 

帰りもトゥクトゥクで送ってもらい、ツルツルのまま就寝。

早いものでもう明日は帰宅日です。

 

 

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