社会的なパグ

フェミニストなのに広告会社にいる。迷いながら生きています。

おうちを買うまで① 中古マンションを買った女のプロフィール

2015年の4月に都内の中古マンションを購入しました。女性の一人暮らし。独身です。
こう書くとデリカシーのない失礼な人から「腹をくくったの?w」と聞かれるのですが、そんなことは全くなくて、ただ住みよい家を求めて悩んだ結果、買うのが一番いいという結論に至っただけです。
せっかく買ったのでさすがにもう少しだけ住みたいな、とは思っていますが、いつでも結婚する準備はできているし、そうしたらこのおうちは貸すなり売るなりすればいいかな、という気持ちです。
まあ、どうにかなるだろうなと。
 
最近では独身女性むけの分譲マンション、という謳い文句もよく見かけますが、それでもやっぱり、この年で独身女がおうちを買うのはまだまだ珍しいことです。
わたしのすきなジェーン・スー氏と雨宮まみさんがトークショーをした時に「不動産という教科を学校で教えるべき」と言っていて、激しく同意したのですが、それにはまだまだ時間がかかるだろうということで。
せっかくなので、わたしの思い出を書いて行こうと思います。
 

中古マンションを買った女のプロフィール

購入までの流れを書いていくに当たり、まずわたしのプロフィールを少しお話しします。
1988年、最後の昭和生まれの26歳。女。社会人4年目の会社員です。
会社は普通の都内の会社で、良くも悪くもなく、というところ。
会社は冴えない割に大きいグループ会社に属しているので、ネームバリューはもしかしたらちょっとだけいいかもしれません。
 
出身は一応東京都ですがほぼ千葉県で育ちました。
(千葉県と言っても、氣志團翔やんがテレビでわたしの地元を「あれはもはや東京だから」と言っているのを見て、同じ千葉県民なのに壁を感じた、そんな位置関係です。実際わたしも君津の教習所で合宿で免許を取ったらあまりに田舎で「これが本当の千葉か…!」と思ったのを覚えています)(もはや千葉都民を自称しています)
 
当たり前ですが小中高は実家から通学、
大学も通える距離だったので実家から通学、
会社に入ってからもそこまで遠くはなかったので、入社1年目まではずっと実家から通っていました。
ただ、仕事が深夜になったり、遊びたかったり、ひとり暮らしの憧れやら何やらが重なり、2年目の6月に都内でひとり暮らしを始めました。
 
約1年半ほど住んで、そろそろ更新が見えてきたな…という頃。
更新するか、新しい賃貸を探すか、悩んでいた時に、急に「いっそ買ってしまうか?」という選択肢が浮かんできました。
悩みに悩んで、それでもものすごく勢いも手伝って、都内の中古マンションを購入しました。
入社3年目の終わり頃、2015年の3月のことです。