社会的なパグ

フェミニストなのに広告会社にいる。迷いながら生きています。

おうちを買うまで⑤ 個別相談会でもう少し詳しく話を聞いてみよう

初心者のための住宅購入セミナーを受け、気持ち的には住宅の修羅と化したわたしは研究会の銀座ルームに行ってみることに。
場所は有楽町マルイのすぐ隣のビルの一室。入ると、主に都内のマンションの資料や、その他住宅に関する本や雑誌がたくさん置いてありました。
マンション資料はエリア別にまとめられています。希望エリアのあたりをなんとなく手に取ってみると、わたしが住みたい町はやはり高い。厳しいのかな…と暗雲が立ち込めます。

マンション資料や雑誌をぱらぱら見ていたところ、、奥のスペースで個別相談会をやっている声が聞こえてきました。もう少し相談したかったので、わたしも受付のお姉さんに申し込み。先ほどのミニ個別相談会でいまの希望エリアは難しいというお話を聞いたので、わたしが組めるローンだとどのようなエリアが適切なのかを聞いて、今後の方針を考え直そうという目的です。
(あとはわたしの希望エリアはどうしても無理なのか、複数人の意見を聞きたいという諦めの悪い気持ちもありました)


基本的には事前予約が必要なようなのですが、たまたま先生の時間が空いていたのでそのまま相談会へ。今度の先生は女性で、こちらもベテランそうな頼もしいオーラを放っていました。
ここでも先ほどの先生同様に年収・月々払える額などの金額条件と希望エリアを伝えます(先ほど厳しいと言われたことは黙っていました)。
そうすると同じように予算シミュレーションをしてくれて、それからもう少し細かい金銭状況を聞かれました。
曰く、わたしの年収から想定した組めるローンから見たら、わたしが月々払える額はもう少しあるのではないか…等々。わたしは年齢の割に結構手厚い保険に入っていたり(入院と死亡)、それからいくら家は資産と言えども少しは貯金もしたかったので、その旨を伝えたところ、「なるほどね~」と。特にぼったくられそうな印象は無く客観的に意見をくれている感じでした。

それで、「じゃあ、ちょっと物件探してくるから待っててね」と立ち上がった。

消極的なコメントをもらったばかりだったので予想外で、「え、あるんですか?」と聞いてしまったのですが、「だって好きなんでしょ?そのエリアが」とあっさり。
好きなエリアがあるならまずそこで探してみましょう、それで条件が合わなかったらエリアを再考してみましょう、とのこと。
わたしの希望を優先して一旦探してみよう、と言ってくれたのが結構嬉しくて、なのでこの研究会以外でお会いした方々も含めてこの先生が一番合うな~と思いました。

結論から言うと、そこで紹介されたマンションに引っ越しました。
希望エリアと、数駅離れた範囲までで4~5件程度中古の情報を持ってきてもらったうちのひとつです。
1LDK、築5年、西向き。間取りを見る限りでは申し分ないですし、築浅なのもいい。場所も、当時わたしが住んでいたマンションから近くてとても良い。
その他に紹介してもらったのはどれも1LDKのマンションですが、築年数が古いマンションだったり、洗面所が独立していない(トイレと一緒のスペースにある)ものだったり、駅から微妙に遠かったりと、ところどころテンションの下がるポイントがあり…。まあ明らかにババ抜きでジョーカーだけ頭一つ飛び出して「これを引け!」みたいな状態になっているんですけど、確かにとてもいい物件ではあったので、とりあえずホイホイ釣られてみようと思い、その場で内見の予約を入れました。