犬にしてくれ

卑屈の森からリア充を目指して右往左往する様を克明に

それでもやっぱり好き…!キノコヘアーのバンドマン

ゲスの極み乙女。川谷絵音ベッキーが文春にすっぱ抜かれてしまいました…
バンドマンとファンがくっつくのは古より伝わる悲しい伝統ですが、今回は特に衝撃的だったなぁ…というのが個人的な感想です。

冒頭のツイートはバンドマンについてまわるイメージを的確に表現しています。
バンドマンはわたしの気持ちなんてお構いなしに容赦なくファンとくっついていきます。しかしどうすることもできないし、悲しいかな自分はバンドマンとくっつく星の下には生まれていません。

この事実は変えようがないので、自分の気持ちを変えるしかありません。
同じようなやるせなさを抱えた人と飲み交わしたい気持ちです(お酒飲めないけど)。

 

バンドマンだって生まれた時からだらしないわけじゃない

そもそもバンドマンは性にだらしない宿命をもって生まれたわけではありません。では、いつからそうなったのか?
彼らも昔は洟垂れ中学生だったはず。そしてどちらかというと教室の真ん中にいないタイプだったことでしょう。野球部の補欠、サッカーのベンチ、無線とかよくわからない部、帰宅部にいた彼ら。それがありし日のバンドマンの姿です(偏見)。

それがある日、ラジオから流れるロックを聴いて音楽に目覚め、なけなしのお金でレコードを買い漁って、友人の兄ちゃんからギターを譲り受けたりしながら音楽を始めて、高校生になったら同じ音楽を好きな仲間ができて、一緒に憧れのバンドのコピーを文化祭で披露したりして、少しずつ、しかし確実に音楽に染まっていきます。

 

モンスターはいかにして誕生するのか?

バンドマンの二大モチベーションは「音楽が好き」「モテたい」ということのようです。若い男の子なら当然のように持っているこの2つの欲望が車の両輪となって、彼らを突き動かします。
しかしなかなか芽が出ない。上達して、インディーズデビューして、メジャーデビューに至るまでには何度も心が折れそうになることでしょう。それでもいつか日の目を見るんだ!という覚悟と強い意志は、わたしには想像できないものです。

ここまでの間、いくら上達しようが、彼らの憧れのロックミュージシャンのようなモテレベルには到達していません。彼女ができることもあるでしょうが、デフォルトとして備わっている隅っこマインド(誤解を恐れずに言えば童貞マインド)は消えることなく、それぞれのバンドマンの中で思い思いに根を張り、膨らみ、発酵していきます。

 

モンスターが誕生する日

そしてその努力がついに実を結ぶ日が来る。
徐々に話題になってくる。ロッキンやサマソニの若手枠に出たりして、少しずつ有名になってくる。ニュースサイトにも名前が挙がるようになり、そしてある日を境にどかんと人気が爆発する。
きっかけは様々でしょうが、本人や周囲の人だったらぐん、と手ごたえを感じる瞬間が出てくるでしょう。グラフにすると直角で人気が上がっていくようなイメージです。

そしてこの瞬間が、性にだらしないモンスターが誕生する瞬間だと、わたしは考えます。
今まで見向きもしなかったような奴らが急にちやほやしてくる。されるがままに好意を享受する。でも童貞マインドを持ち合わせている彼らはそれをこなすので精一杯。端的に言えばマインドは童貞なのでうまくやりくりすることができません。
そりゃあ性にだらしなくなるし後始末の付け方もできなくなるよ。だってそれまで教わったことも経験したこともなかったんだから。

それでもやっぱり嫌いになれないバンドマン

今回の報道を受けてバンドマンってなんなんだろう…とずーっと考えてしまい、何をしていても頭から離れなくて、こんな文章を書くに至ってしまいました。
誤解されたくないのは、それでもわたしはバンドマンが好きだということです。やっぱり応援することはやめられません。いい男だ!と心から惚れ惚れしますし、歌を聴いたら素直に好きだと思います。
それはやっぱりわたしの中にも眠る童貞マインドが彼らの歌に共鳴するからだと思います(わたしは童貞ではないので、隅っこマインド、非モテマインドというほうが適しているかもしれませんが)。

だって、これは別の機会に一覧にしてまとめたいのですが、キノコヘアーの人を思い浮かべると、みんな素敵な人なんだよなぁ…

全てのバンドマンに幸せな未来がありますように。