社会的なパグ

フェミニストなのに広告会社にいる。迷いながら生きています。

もはやこういうことを書くせいで人目につく方が良くないのかもしれないけど

報道ステーション
観てないけど、この度サブキャスターの小川アナが降板になって、10月から元テレ朝の徳永有美アナウンサーがサブキャスターを務めるそうです。

 
文章にするとこの一行だけなのですが、
 
嵐の櫻井くんと破局したばかりの元カノ、小川アナが報道ステーションを降板して、いまや国民的資料率男となったウッチャンとの不倫の末の結婚でテレ朝を退社した徳永有美アナウンサーが後続を務める
 
ということで様々な切り口で週刊誌(というか文春)に何週かに渡りいじられてたりします。
 
確かにいじりやすい。
わたしは、週刊文春が好きで毎週読んでおり、ましゃ主演映画の「Scoop!」を観て以来、雑誌の向こう側にいるであろうゲスくて熱い記者・カメラマンたちに想いを馳せて読んでいます。
こんな派生していろんなネタが書けちゃう出来事、わたしが記者でも取り上げたかもしれない。気持ちはわかる。
 
一方で、わたしはウッチャンが大すきです。
忘れもしない中1の春、ウリナリ解散総選挙ウッチャンと握手して以来、病める時も健やかなる時も、ウッチャンがすきです。
もちろんポケビ派だったし、署名したし、未だに一番すきなバラエティは内Pです。
 
両方がすきなわたしだけど、だからこそ、言いたい。
 
週刊誌の内容をさっくりおさらいすると、大きく2つあります。
●小川アナが報ステを降板
・前からメインMCの富川アナとは不仲だった様子
・櫻井くんとも別れたばかりだけど、本人は吹っ切れている
●徳ちゃんが後続を担当
・徳ちゃんはウッチャンと不倫の末に、2005年にテレ朝を退社してウッチャンと結婚
ウッチャン冠番組であった内村プロデュース(内P)も2005年に終了。単発の特番ではあったが、2008年以降ウッチャンはテレ朝を出禁になっている
・今回の徳ちゃんの復帰をきっかけに、いまや国民的視聴率男となったウッチャンのテレ朝復帰が画策されている
 
まあ確かにウッチャンと徳ちゃんは不倫してた時期もあります。
正直なところ、わたしも最近のゲス不倫の流れを見てはウッチャンが頭をよぎり、世が世ならウッチャンも叩かれまくって大変だったなと胸をなでおろすこともしばしばありました。
ウッチャンなんてアナウンサーとばっかり浮名を流してたし、今思えば結構遊んでたし。
 
でももうそれ10年以上前の話なんですよ
 
文春といえば、ゲス不倫の宮崎元議員のネタをスクープしたものの
妻の金子恵美議員が妊娠していたため、それでショックを受けて母体にもしものことがあってはいけないという理由で記事の公開を出産まで待っていたという
ハートウォーミングなんだかわけがわからないリスクヘッジをしていたことを、わたしは非常に強烈に記憶しています。
(なにかの編集長のインタビュー記事で読んだので、どこまでが本当かもわからないんですけど)
 
ウッチャンの不倫なんて15年くらい前だし、今となっては二人とも仲睦まじく幸せに暮らしてるじゃないですか。
(見たことは無いけど)(TVのトークとかライブのネタからお見受けするに)
もうウッチャンの上の子なんて文字も読めるでしょうに、それで子供がいじめられたりしたらどうするつもりなんだろう。
 
10年以上前のことを蒸し返してまで記事に書き加えたいかね。
そんなにデリカシー無いかね。
 
ウッチャンが長年司会を務めるイッテQは視聴率トップの人気番組となり、昨年はウッチャンが紅白総合司会を務めました。
ウッチャンの司会者としての透明感には定評があり、本気か冗談か、ウッチャンを”国民的視聴率男”と呼ぶ声だってあります。
紅白の司会が決まった時は、この国の年末をウッチャンが締めるんだ、ウッチャンが国に選ばれたのだ、と言う気持ちでファンのわたしまで誇らしくなったものです。
 
で、今回の文春の記事。
国民的視聴率男となったウッチャンの好感度を下げようという黒い意図を感じるんです。
ベッキーの時も、小室哲也の時もそうだけど
「あんな良い人ぶっておいて、こんな黒い面があるんですよ」っていう。
 
どんな良い人にも意外な「人間らしい」一面があって、それを世間に伝えているだけに過ぎない、って、文春の人なら言うかもしれません。
不倫略奪愛であることだって事実です。
でも、何度も言いますが、それはもう10年以上も前なんです。
 
人は10年あったらだいぶ変わります。
それをあたかも今の出来ごとみたいに言うのがだめなんです。
 
わたしはいつでもウッチャンを観てきました。
全部の番組を追っているわけではないけど、それでもいつもウッチャンを追ってきました。
 
わたしが中3の頃、ウンナンの番組がばらばらと終わって
高2の時に内Pが終わって、テレ朝から出禁を食らい、さらにそれは当時創価学会に嫌われたせいで各局から干されたなんて噂もあったけど
どんな気持ちだったことでしょう。
 
でもウッチャンはいつも自分のやりたいことを模索して、わたしたちに笑顔をくれました。
夢だった映画も3本も撮って、大すきなコントも続けています。
年に一回は舞台を主催して、お客さんの目の前に立って、定期的にアイドルにはまったりして
いつでも時流を、お笑いを追求しています。
 
お笑いを愛する気持ちは変わらないけど
昔みたいに機敏な動きはできなくなったし、健康診断も引っかかるようになりました。
妻の目を気にして過度な下ネタを躊躇うようになったし、子供のことを想って優しい顔を見せるようになりました。

スキャンダルから再起してイッテQをナンバーワン視聴率番組にのし上げ、紅白総合司会を努めた男
ウッチャンがどれほどの努力を重ねたのかという
そういう記事をわたしは書いてほしい。