事実婚について考える②
事実婚対しての考えをまとめたところで、これまでの出来ごとについて。
◆事実婚にしたいと親に話してみる
さて、彼がオッケーだったので、さっそく自分の親にも報告してみたところ
うちの親はすんなりOKでした。
うちの両親は法律婚だし、母は苗字を変えることに疑問を持たなかった世代ですが、
母は周囲に事実婚で過ごしている知り合いがいるので、「最近はそんな選択肢もあるのね」という感じで受け止めていました。
それでもやはり世間に対して「夫婦です!」と言える何かが欲しいので
「その代わりに早く結婚式を挙げてほしい」とは言われました。
わたしも結婚式は挙げたい派なので、これは問題なし。
父は少し心配そうでしたが、「まあとりあえずやってみれば」と言ってくれました。
(多分父の中では「どうせそのうち入籍するだろう」と思っている節があります…まあ一旦気にしない。。)
二人とも完全に納得していないのかもしれませんが
わたしの話を聞いて、「そういう考えもあるのか」と理解してくれて
「好きなようにやってみなさい」と背中を押してくれました。
昔なにかの本で読んだ「理解はしないけど受け入れる」っていう姿勢がすごくいいなと思っていたんですけど、こういうことなのかなって。
とても有難かったです。
そしてこうやって書いていくと考え方って全員違うんですよね。
結論としてはYESかNOの2択だったとしても、そこに至るプロセスは人の数だけあるんだなあというのは 今回結構学びになりました。
◆彼の母上に猛反対される
そしてうちがOKだったので彼の方にも伝えてもらうようお願いしたところ
ここで思わぬ猛抗議にあいました。
母上曰く
「私の周りで事実婚してる人なんて聞いたことない」
「女は男の苗字に変わるのが嬉しいものでしょ」
「●●(彼の苗字)を拒否されているようで嫌だ」
「婚姻届を出さないと親戚にならないから、今後どうお付き合いしたらいいかわからない」
「だったら同棲でいいじゃない」
「婚姻届を出さないと喜べない」
などなど、拒絶反応がすごい…
わたしは同席していないのですが、彼の報告から察するに
①結婚=女が男の家に入るもの(まさに、「嫁ぐ」!)だと思っている
②事実婚をかなり得体のしれないものと捉えている
ということだと思います。
(①に関しては、彼が「じゃあ婚姻届を出して向こう(わたし)の苗字に統一する」という提案もしてくれたのですが、それも拒否したことからも、伺えます。)
上の世代の人に理解してもらうのは大変なので
ある程度嫌がられることは想定していたのですが
そこまで否定されるとは思っていなかったので正直怯みましたし
そんなに言うなら籍入れようか?という話もしました。
でも彼も、自分の母親のせいで路線が変わることは望んでいません。
◆どうしたものか…←イマココ
ネットとかでこういう意見を見ても一蹴するところだけど
結婚を間近に控えた女にとって「彼の母上」とは最も嫌われたくない相手…
それが人情というもの…笑
一度は折れようとしたものの
彼の母上のような考え方に違和感を持ったから事実婚にしようとしているのに
でもここで折れてはいけないんじゃないか
という気持ちもあって、いまものすごく揺らいでいます。
15分に1回くらいの頻度で揺らいでいます…笑
前述のとおりで、わたしと彼の間でも根底の考えは違ったりするので
・法律婚をした場合→彼の母上の意向に従い、わたしと彼は本意ではない
・事実婚にした場合→わたしと彼の希望は通るが、彼の母親は断固拒否
・同性にした場合→彼の母親的にも、彼的にもまあ許容だけど、わたしの希望ではない
という感じで、誰かしらが妥協しなければならない現状…
わたしからも説明したいので、どこかで彼の家にお伺いしたい、という話もしたのですが
「いま話してもヒートアップして”勝手にしろ!”となるので、少し時間を置いた方がいい」とのこと。。
とは言えどこかのタイミングでは話しに行かないといけないなとは思っています。
しかし、なにを話しても彼の母上を逆上させる結果になりそうで、なにを話せばいいのかわからない…
なんとなく、「わたしと彼の希望に則り事実婚にして、時間をかけて彼の母上にわかってもらおう」というルートがいいのかな、と思っているのですが、しかし。
いつか完全和解したら「あの頃は揉めたわねー」なんてネタにできるかもしれないけど
そのせいでZETSUENにでもなった日には目も当てられないじゃん、、
それくらいの覚悟問われてきてるじゃん、っていう。。
なんかいろいろ事実婚した人のインタビューとかのネット記事読み漁ってるんですけど「母に泣かれた」人とかもいたんだけど、どうやって解決したのか超知りたい。。