社会的なパグ

フェミニストなのに広告会社にいる。迷いながら生きています。

中古マンションセミナーに行ってきた

いまのマンションに引っ越してもうすぐ1年が経ちます。
住み心地も最高だし、まだまだ引っ越す予定はないのですが、結婚できるならいつでも手放して構わん!という覚悟もありますし、いつになるかわかりませんが、いざ引っ越すとなった時に何の知識もないのも嫌なので、まずは基礎知識をつけようという気持ちで参加しました。

セミナーの内容としては、マンション転売の流れと、各フェーズでの注意事項。
1 売却相談
2 物件調査・査定
3 媒介契約
4 販売活動
5 販売報告
6 見学者への対応

ここらへんの流れはなんとなく想定ができるもの。

お話の中で印象に残ったのは、目的によって売却方法が異なってくるということ。
①中古または新築の分譲マンションに買い替える場合
=引っ越しタイミングが決まっているため、金額も重視しながらも、ある期間内に売却することを優先する
②賃貸に引っ越す
=引っ越し時期が決まっていないので、期間内に売ることより高い利益を出すのを優先する

だいたいの人はマンションの買い替えによる売却なので①なのかもしれませんが。
マンションを売るのなんて一大事なわけで、高く売ることばかりに気が向いてしまいますが、確かに「期間内に売る」ことも重要。
そのためには、当たり前のことですが、売ることを検討し始めたら早めのタイミングでエージェントさんに相談を始め、計画的に動くことが必要となりそうです。

さて、希望者にはセミナー後に個別相談をしていただけるので、こちらも参加。
セミナーに参加するにあたり、わたしには解消しておきたい不安がありました。

Q1 わたしの家の査定概算金額を知りたい
⇒購入時にいただいた資料をお見せして、紙の上から判断できるレベルでの概算金額をお伺いしました。
間取りを見ていただき、駅からの距離や景観などもヒアリングして判断いただいた結果、そんなに下がらないだろう、とのこと。これはかなりいいことを聞いたぞ!
あと印象として、部屋からの眺望は重要視されるのだなぁというのが意外でした。あんまり意識してなかったので…
次回物件を選ぶ際は注目したいところです。

Q2 売るべきか、貸すべきか
⇒わたしの家の場合は売ってもある程度の利益が見込めるだろう、ということもあり、可能性としてはどっちも行けるので、引っ越すタイミングでの状況を見て要検討、ということでした。
なお、中古のマンションが人気が落ちてくるのは、築15年~20年くらいとのこと。
なので、例えばあと4年くらい住んで(築10年)、5年くらい貸しに出して賃貸収入を得て(築15年)、価値が落ちる前に売りに出す、ということもできるのかなぁ、なんて都合のいい考えもちょっとだけよぎりました。

Q3 オリンピックの前後、どちらで引っ越せばいいのか
⇒これが一番気になっていたこと!オリンピックまでは不動産価格が上昇し、オリンピック後落ち着いていく、という話を聞きます。
ということは
・オリンピック前に売る=高く売れるけど、住み替える場合は高く買うことになる
・オリンピック後に売る=住み替える場合は安く手に入るけど、売却利益も低い
…で、結局どっちがお得なの?という疑問です。
結論としてはどっちもどっち。なので自分の生活の変化に併せて好きなタイミングで売ればいい、ということです。
家電は日々進化を重ねているので買い替えるタイミングがわからない。が、「買イタイ時ガ、買イ替エ時~」であるという家電芸人、チュートリアル徳井さんの名言がありますが、マンションにも同じことが言えそうです。
オリンピック後に高く売って安く買えたら最高ですが、難しそうであれば賃貸に出してもいいし、柔軟に考えていきたいです。

こんなことを質問しながら1時間ほど相談に乗っていただいて、セミナーは終了。
不安も解消できて非常に有意義な時間でした。

まとめ
とにかく始めが大事!売却もできるし賃貸にも出せる、その時の不動産状況に応じて臨機応変に対応できるマンションを買っておくことがなにより重要だという印象を受けました。
ただし、購入当時や今の時点で「どうにでもできる」と言われているマンションも、周りにもっと競争力の高いマンションが建ったら淘汰されてしまうわけで、周りの不動産の様子にも気を付けていきたいなぁと思います。モデルルームとか定期的に行きたいなぁ。