社会的なパグ

フェミニストなのに広告会社にいる。迷いながら生きています。

面接でどうしても頼りないと言われる…

出たよ、早速。
転職活動一発目の面接があり(リスケされたのとは別の会社)、「経歴的にはOKだが人間的に頼りない印象を受けた」というフィードバックと共にお祈りのご連絡をいただきました。

新卒の時もそれが原因で面接に落ちまくって、就職留年したくらいなのですが。
なので面接はトラウマとまではいかないけど、できることならもう面接のない人生を送りたい。
なのに転職をするには面接を何回も繰り返さないといけないんですよねえ…

もう何回も何回も落ちてる。
何回も何回も「頼りない」と言われてきた。
進歩がないったらないので自分でも呆れてしまうのですが、いつもどうやったらいいかわからないんです。

ちなみに現職の会社は「ここを落ちたらフリーター」というかなりの崖っぷちで受けたのが功を奏したのか「あの子には悲壮感がある」という衝撃的な理由で内定をいただきました。
内定をもらったからにはわたしにも良いところがあって、それを認めてくれる会社があったんだ、と自分を励ましていたので、入社してから面接を担当してくれた上司に言われた時はかなりショックでした…
だから、ほんとうにしっかりしてないんですよね、きっと。

確かに頼りない、というか、溌剌としていないんです。
わたしが志望しているのは明るく活発な人材が求められる職種ですが、わたし自身は見た目もひょろひょろですし、性格も人見知り、お酒も飲めないので、率直に言ってしまえばあまり向いていません。
全員が明るく元気な会社なんか成立しないわけで、惑いの無いベッキー(ここではスキャンダルをないものと定義する)のような人が一部の人からしたら抵抗があるように、必ずしも陽ばかりが求められるのではなくて、陰にも需要があるはず。
なので隙間産業的に、「こういう人がいても面白いな」と思ってもらえる会社があればいいな、という気持ちで辛抱強く受けていきたいところなのですが、企業の人だって色んな人材が欲しいとは言え、覇気の無い人間を敢えてとろうとは思わないのでしょう。

新卒の時からどう頑張っても溌剌とした明るいオーラが出ず、元気さでは周りに圧倒的に劣るので、「『この子は大人しいが、しっかり確実に仕事をしてくれそうだな』と思ってもらえるように」と心がけているのですが、それが実行できていないせいなのか、そもそもの目標設定が間違っているのか、うまく行きません。
なんなら、鏡を見ながら面接の練習をしていたときなんて「思ったよりしっかりして見えるじゃん!」と思ってたくらいなんです…笑

新たな対策を考えるか、違う職種に方向転換するか、現職に留まるか。
一発目落ちたこのタイミングで、体制の立て直しです。。

都心にニョキニョキ生えるマンション

青山の都営アパートを再開発して高層化するというニュースがありました。

 
このニュースが出るまで名前を存じ上げなかったのですが、再開発の対象となる青山北町アパートというのは随分古くから存在する都営アパートだそうです。
ウィキペディアによれば1957~1968年にかけて設立されたとのことで、新しい棟でも築48年!よく言えば由緒正しい、率直に行ってしまえばかなりくたびれた団地のようです。

表参道には似合わない、時代から取り残された感…
個人的には、こういう味のあるものがリニューアルされて均一化されてしまうのはちょっと寂しいな、という感想もあります。
でもこれは部外者のいち感想です。「現在の入居者は一時的に近隣の都営住宅に引っ越すなどし、完成後に新しい住宅に入居する」とのことなので、わたしが住人だったらリニューアルされてラッキー!と思うことでしょう…笑 ただ昔から住んでいる高齢の居住者さんが多そうなので、その調整が大変そうですね。

 

その他にもマンションや商業施設が建つとのこと。
このマンションは「定期借地制度」という制度で民間に貸し付けるエリアに建てる想定だそうです。
「定期借地制度」とはわたしがググった知識で言うと、現代の三世一身の法のようなもので、期限付きで民間に土地を貸すというものだそうですが、それでも一度マンションを建てたら50年とかは借りる権利があるのだろうし、普通のマンションと何か違うのか、気になります。

 

わたしの家の周りもしょっちゅうマンション工事を行っていますが、それを見るたびにアメトーーク!の町工場芸人の回を思い出します。
中川家のお兄ちゃんが冷蔵庫を作る工場に勤めていたのですが、毎日毎日こんなに大量に冷蔵庫作って誰が買うねん、と工場長がキレた、というトークをしていたのですが、マンションはまさにそれ。人口は減っているのに家ばかり増えて、家が余る気がしてなりません。

 

だからこそ、マンションを買うときは立地や家のスペックなどを重視して、どう転んでも損にはならない物件を選ばなければいけないなぁ、と思うわけですが。
そう考えると上記のマンションは「高齢者の介護機能も備えたマンションなどを想定する」とのことで、これからのニーズを考えたものになっているのかもしれません。


いっそ、「高齢者を対象にしたマンション」と割り切ったものを作るのはどうでしょうか。ジェーン・スーさんが独身女老人だけで暮らすコミュニティを作りたい、という文章を書いていましたが、そんなイメージ。
住んでいるのは高齢者だけ。そのため家賃は安めの設定ですが、その分共用スペースの管理など、できる部分は自分たちで補います。これは高齢者の雇用の創出と、高齢者自身の体力作りだったり、頭を使ってボケないようにする、という目的です。
みんなが助け合いながら、高齢者たちが表参道で暮らす優雅なコミュニティがあったら将来はそこに骨を埋めたいな、と思いましたが、国のお金でそんな贅沢は許されないのでしょう…

転職活動で企業側からリスケされるのは普通のことなのか

昨年末からシコシコと転職を考え始めまして。
いくつかのエージェントさんに通って、自分なりに再度業界研究をして、年明けからはエントリーを始め、いよいよ本日初めての面接!というところまできました。
わたしは根っからのネガティブ、緊張しい、人見知りなので昨日の夜から気もそぞろになってしまい、お風呂でひたすら脳内面接を繰り返しては何度も持ち物を点検し、12時前に就寝したりと遠足前の小学生ばりに準備を重ねていたのですが。
 
そこに、本日の大雪。
昨日の夜に天気予報を見て気をつけようとは思っていたのですが、朝起きて乗換案内やツイッターを見ると、わたしの使っている路線がかなり混雑していて乗るのも一苦労、という状態にあることがわかり、それほど遠くもなかったので早々に電車を諦めタクシーで行くことにしました。
道が混んでいる可能性を考えて面接の1時間半前に出発したのですが、幸いにもスムーズに行くことができ、30分程度で面接場所の最寄駅に到着しました。
 
面接まであと1時間ほどあったので、時間を潰そうと近くのカフェに入ったところで、エージェントさんから電話があり「雪の影響で面接官の方が出社できず、面接をリスケさせてほしい」とのご連絡をいただきました。
 
エージェントさんからは、その会社は比較的新しい会社で、ベンチャー気質溢れる活発な会社です、というお話を伺っていたのですが、ベンチャー気質ってこういうこと?となんだか拍子抜けしてしまいました。
 

わたしがもやっとしたのは以下の点です。

①初めて会う人とのアポイントなら間に合うように来るのが普通じゃないか?

身内だけの軽い打ち合わせならいざ知らず、クライアントであれ協力会社さんであれ、初めて会う人との打ち合わせをリスケすると印象が悪くなるのは当然のことです。
わたしは間に合うようにタクシーで来ましたし、面接官の方のお住まいを存じ上げませんが、例えば遠方に住んでいたとしても、途中までタクシーに乗って電車が動いているところまで向かう、くらいのことをやって、それでも出社が不可能だったのか?というのが疑問です。

 

②面接官が全員来られなかったのか?

本日の面接では3名の社員の方とお会いできるとお伺いしていました。
もしわたしが面接担当であれば、Aさんが来られないようであれば残りのBさん・Cさんで面接を決行して、二次面接に進ませるようだったらAさんはそちらに参加してもらう、という段取りを取ります。
もし来られないAさんに決定権があるのであれば、そういう事情を説明してもらえると、もう少しすんなり受け入れられる気がします。
3名が3名とも出社不可という状況であれば…その会社の風土が推し量れます。

 

③面接当日の1時間前にリスケを伝える段取りの悪さ 

1時間前に面接会場に着いているのはわたしがせっかちだからですが、それでも1時間前には大抵の人は家を出ています。
天候による事情ですので当日にならないとわからないのは当然ですし、間にエージェントさんが入っているので多少のタイムラグがあることも理解していますが、それでももう少し前に連絡が欲しかったなぁ…と思います。

 

なにぶん初めての転職活動なので面接のリスケがよくあることなのかがわからず、試しに「転職 面接 リスケ」とググってみる(すぐに検索してしまう習性があります…)。
すると、ほとんどの記事が「リスケしたいけど企業に対してどのような言い方・姿勢がベストか」という求職者側のリスケ希望に関する内容で、企業さんからリスケされる、という記事があまり出てきません。
求職者の多くが現在の仕事と並行して、そして職場には内緒で職探しをしている都合上、そのような事態が多くなりがちということもあるのでしょう。
 
このコラムにもあるように、どうしても求職者の方が弱い立場なのも理解しています。
こちらが面接される下の立場、と捉えているのかもしれませんが、仮にもこれから数年一緒に作業をするかもしれない人を選ぶのに、そんないい加減な気持ちなのかな、と少し不信感を持ってしまいました。

わたしのもやっとポイントがなかなかに社蓄精神に基づいたものであることは自覚していますし、雪でも来いよ!と言いたいわけではもちろんないのですが、かと言って「雪だからしょうがないよね」とあっさりリスケされてしまうと、なんか、せっかくタクシー飛ばして行った身としてはやるせないというか…
それならそれでもう少し説明いただけたらよかったなぁ、という気持ちが強いです。

 

そういえば新卒で就活をしている時に、「電通では、落とした人がクライアント側の企業に行くかもしれないから、圧迫面接はしない。」という話を聞いたことがあります。
どこでどう繋がるかわからないから、なんにせよ印象を良くしておくのに越したことはないなぁ、と改めて感じました。
転職活動では自分が会社に判断されるのと同時に、自分も会社を判断する立場として面接中にしっかりジャッジせよ、とエージェントさんから教えていただきましたが…うん、こういう印象も大事だなあとしみじみ。
 

もちろん、エージェントさんを間に挟んでいるため面接官の方の顔は見えません。
もしかしたら面接官の方がギリギリまで調整を重ねてくださって、そのために直前の変更になってしまったのかもしれないですし、エージェントさんにものすごく丁寧に謝っていたけれど、その温度感がわたしにまで伝わらなかった可能性もあります。
 

ひとまずは気を取り直して、再度調整がついたら改めてお仕事のお話をしっかりお伺いして、会社の雰囲気を感じてみたいと思っています。
でもどうしても、(偉そうな言い方になってしまいますが)今回のリスケに対してのどんな風に謝ってくるのか、も気になってしまいます。。

ああでも、地味に悲しい、3000円…(タクシー代とお茶代)

音楽フェスでもらってうれしかったノベルティ

早いもので2016年になってから一週間が経ちました。
わたしはここ数年恒例になったCOUNTDOWN JAPAN15/16での年越し、今年はASTRO ARENAのダイノジで、みんなでオーシャンゼリゼを合唱しながらハッピーな気持ちで新年を迎えました。

フェスに行き始めた頃はとにかくライブを見ないとチケット代の元をとれない気がして、いかに効率よく漏れなくアーティストを回ろうか…とタイムテーブルとにらめっこしていたのですが、フェスはライブだけではありません。フェス飯だったり、そもそもフェスの雰囲気だけでも非日常を感じて楽しいものです(ディズニーランドで、中学生の頃はとにかくアトラクションの数をこなそうと躍起になっていたのに対し、徐々に体力を温存して雰囲気も含めてまったり昼から遊べるようになった、あの変化によく似ています)。

さて、ライブだけじゃないフェスの楽しみのひとつに企業ブースがあります。
フェスに協賛している企業が、フェス飯屋台に連なってブースを出展し自社商品の紹介などを行っているあれです。
飲み物などのサンプリングが多かったりしますが、こちらでもらえるノベルティがなかなかどうして侮れないもの。
今回のCDJでもらって嬉しかったフェスグッズを紹介します。

1. スマホホルダー(Windows10)

フェスのタイトルに「supported by Windows10」とあるのでメイン協賛なのでしょうか。Windows10のブースはみんなが足を運ぶであろうメインフードコートの入口に位置されていました。
ここでもらえるのはスマホホルダー。青と白の2種類から選べます。
ケースの上からでもスマホをいじれるので、フェスだけではなく夏にプールに行くときなどにも重宝しそうです。

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なにをすればいいかというと、Windows10の商品説明を聞いて、アンケートに答えるだけ。時間にして10分程度です。
ちょうどPCを買い替えたいなあと思っていたので、お話も参考になりました。


2.ペットボトルホルダー(Windows10)

Windows10ではさらにペットボトルホルダーももらえました。なんて太っ腹!
ペットボトルをはめて洋服や鞄にぶら下げられるタイプ。フェスでは荷物をできるだけ小さくしたいので使っている人も多いように思います。
先日愛用していたものが壊れてしまったので、個人的にこれはかなり嬉しかった!
こちらも4色から選べます。

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Windows10ブースではアンケートの他にもCPを実施しているのですが、こちらはQRを読み込みそのCPページにアクセスし、画面を見せるともらえます。応募の必要はありません。
ただこのCP、Windows10が当たったりするので、そのままフードコートで休憩しがてらの応募、なんていう動きもあるのかもしれません。


3.タオル(JT

さらに豪華なことに、フェスでタオルまでもらえちゃいます…!
毎年喫煙ブースを設けているJT。たばこも買えるらしいです。
こちらでもらえるのは、「JT」と企業ロゴは入っているものの、お洒落なデザインのタオル。
企業ブースのグッズはもらってもデザイン的に使えない(使いたくない)というイメージがあったのですが、これはかなりいいぞ。

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写真がないので、ネットで出てきた昨年のロッキン時にJTブースでもらえるタオルを抜粋。これもお洒落!

こちらのタオルは煙草を買って会員登録したらもらえたとのこと。
他にも購入数に応じていろいろもらえる様子。結構混んでいたようです。


さて、ここまでが今回のCDJ15/16でもらえたグッズ。
さらに今までのフェスでもらってうれしかった2つをご紹介します。


4.スマホケース(XPERIA

昨年のCDJ14/15に協賛・出展していたSONYXPERIA」ブース。
こちらではSONYスマホを持っている人を対象に、その機種に対応したスマホケースのプレゼントがありました。
iPhoneだとかわいいスマホケースはたくさんありますが、Androidはものすごく限られてしまいます。
まさにXPERIAユーザーであるわたしは嬉々としてもらいました。

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特筆すべきはこのノベルティSONYないしはXPERIAロゴがないのです。
そもそもSONYスマホにしか対応していないので当たり前っちゃ当たり前かもしれませんが、ノベルティデザインの際にネックとなる企業ロゴをトルというのはかなり画期的な印象を受けました。
こちらはXPERIAのカメラ機能を体験するともらえました。
体験自体は一瞬なのですが、わたしのようにスマホケースほしさなのか並ぶ人が多かったのか、15分くらいかかったかなぁ。
スマホケースは今でも愛用しています。


5.ビニールシート(荒吐

こちらは上の4つと違い、企業ブースではなくフェス自体のおまけ。
チケットを買ったらビニールシートをもらえました。
荒吐は屋外のフェスなので、もう当たり前のように使わせていただきました。ありがたや~

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欲を言えばサイズが1人サイズなので、もう少し大きいといいのになあ、なんて思いますが、贅沢は言いません。


まとめ

便利なのは当たり前、デザインもお洒落で使いたくなるグッズの多いこと…!
どうせ企業ロゴの入ったダサいグッズしかもらえない、なんてとんだ先入観です。。

ただし、人気のグッズには人が殺到するもの。前述のJTのタオルは同行した友人がもらっていたのですが、かなり並んだせいで大塚愛に間に合わないという悲劇が起きていました…笑
時間をうまくやりくりして賢くフェスを楽しみたいところです。

12/31 BUMP OF CHICKEN@CDJ15/16

まず初めに書いておくべきことは、わたしはバンプに関して恥ずかしいくらい素人です。
それでも実家から帰ってきて、録画した紅白を観ていたらあの感動が甦ってきてしまったので、その記録を書きます(BUMP童貞だったので、曲名は後から調べました)。


みんなで作った紅白の舞台でした。
それに参加できて本当によかった。

31日の幕張、その日はもう朝からみんなバンプを待っていました。
恥ずかしながらバンプのことなんてよく知らなくて、天体観測と、三丁目の夕日の主題歌くらいしか知らない。
紅白が発表になった時に「バンプってテレビ出ない主義だったんじゃないの?」というネットの驚きのリアクションを見て、そんな貴重なんだ…と初めて理解したレベルです。。

紅白を断り続けてきたBUMP OF CHICKENが初出場でファン歓喜! - NAVER まとめ


そんなわたしでもバンプのステージは観に行こうと思ったくらいなんだから、ファンの方の期待度といったらなかったでしょう。

どのステージを見ても、「BOC 79」のTシャツやタオルを身につけたファンがいっぱいいて。
休憩していても、「バンプ22時からだよ」なんて話す声が聞こえる。

わたしはその直前のウルフルズで結構汗をかいたので、バンプまでの待ち時間に一旦外に出てソフトクリームを食べていたのですが、もう人が入ってくる入ってくる。まだ30分以上前だというのに、スタッフの方も「混雑が予想されるので早めに入ってください!前に詰めてください!」とアナウンスしていて、なんだかただことではない雰囲気。もう今日CDJに来た人全員バンプ見に来てんじゃないの?って勢いです。聞いた話では一番大きいアースステージなのに入場規制がかかっていたとかいないとか。

  

わたしたちも会場後方にスタンバイ。ファンの方は前の方に詰めるだろうと思ったのですが、前だけでは収まりきらずに後ろの方まで、会場全体がファンでぎゅうぎゅう。もう、始まる前から異様な熱気を帯びていました。

1曲目、Hello,world!が始まって、会場がどかんと湧いて、あんなに人がいっぱいいるアースステージがひとつになりました。こんなにたくさんの人、それもわたしみたいにバンプに詳しくない人もいるのに、それでも全員まとめて連れて行く圧倒的なオーラ。パッと光が射したみたいにバンプしか見えなくなります。

そこからMCの鮎貝さんを呼び込み、紅白の出番までしばし待機。会場スクリーンには西野カナが映し出されて、シュールな雰囲気に笑ってしまうやら、それでもやっぱりそわそわするやら。

そこから2曲目、いよいよ紅白中継のray
見てろよ、お茶の間!というか、なんの対抗心かわからないのですが、とにかく今日いち、CDJいちの盛り上がりを作ってやんよ!という謎の使命感に駆られました。バンプがこのステージから、日本中のお茶の間に声を届けるのを応援しなければと思いました。

相変わらずrayも知らなかったのですが、初めて聴いて、ものすごくいい歌だった。
これまで生きてきた線上にいまがある。
辛いことや、大変なこともあって、でも楽しいこともあって、その積み重ねた上にいまの自分がいる。
そのストーリーが、バンプの物語に重なりました。

ライブの途中で藤原さんがこんなことを言っていました。

「お客さんが目の前にいて演奏してると、『あ、絶対大丈夫だ』って思える。物理的な距離を超えたところに、ちゃんと届いてるに決まってるぜ!って、お客さんみんなが僕たちに向けて体現してくれてて。そのおかげで僕らは、新たなステージに立って、新たな扉を開けることができたと思ってる。どうもありがとう!」

BUMP OF CHICKEN | COUNTDOWN JAPAN 15/16| クイックレポート | RO69(アールオーロック) - ロッキング・オンの音楽情報サイト

結成して20年を越える彼ら。これまでテレビに出ていなかったのに、それを覆してこうして紅白の舞台に立つまでには、紆余曲折もきっとあったことでしょう。
そして今日のこのステージもまた、未来のバンプへと繋がっていく。
その大きなステージに参加できた。それはとても光栄なことです。

テレビに出ないというから、ものすごく尖っているバンドなのかなあ、なんて先入観があったんですが、全然そんなことはなく。
確かに藤原さんの前髪は心配になるほど長かったですが笑、語り口調も柔らかくて、目の前にいるわたしたちに真摯に向き合ってくれているのが伝わりました。

そこから、虹を待つ人スノースマイル、新曲となるButterfly、そして最後に天体観測を歌ってくれて、全員で大合唱!

紅白が終わって、わたしまでなぜか緊張していたのが解けて、なんとも気持ちのいい充実したステージでした。

ほんとうに楽しかった!またバンプに会いたいなあ。
年が明けて、わたしはrayばっかり聴いています。