社会的なパグ

フェミニストなのに広告会社にいる。迷いながら生きています。

いい年してときめきがなんだというのもあるのですが
友達の話を聞いていてもなかなかすきな人ができない、というか
人をすきになることのハードルが年々上がっていっているのを感じる。
 
というか自分が夫と付き合ったときにときめきってあったっけ…?とも思うし
おっさんずラブ観たり、漫画読んだりバンドマン見ているときの方がよっぽどときめくし
どうやって人をすきになっていたのかも思い出せない。
夫と付き合い始めた当時も24~5歳だから、いまよりはもう少し温度高く生きていたはずなんだけど、本当にときめいていたんだろうか…
 
そもそもときめきって少し「常識」から外れたところというか、すこしぶっ飛んだり思い切った行動の先にあったりするものなので
この年になって「ときめくような相手と付き合う」ということは即ち、「その相手大丈夫な人?」ということだったりするような気もするような…
 
そうなってくるとときめかずして付き合うことってできるの?とかどうやって人のことすきになるんだっけ?みたいなことで
ものすごくがんじがらめになってきて、歳をとると概念が先行しすぎて良くないね。
 
いまはもう結論として「フランス人ならときめける」ということしか思い浮かばなくて
「同じ行動でも日本人がやると引いてしまうけどフランス人がやるとときめいてしまう」という偏見と差別に満ち満ちた考えに基づくものでして
もういろいろぐだぐだ普段から言ってるけどわたしも結局こんな偏った人間なんだなっていうことが浮き彫りになって終わるだけであった。