社会的なパグ

フェミニストなのに広告会社にいる。迷いながら生きています。

先日会社の飲み会でなぜか幹事団に選出されました。

わたしはそういう会社の親睦を目的とした催しに対して「関わりたくない」というのを顔に書いて生活するように心がけているので、滅多にそういう幹事に選ばれることは無いのですが、今回は異動したてで暇なことと、わたしの人となりが浸透していないがゆえの残念な人選となりました。

 

 

初めのキックオフで「こいつは飲み会に向いてない(というか人に向いてない)」と周りが気づいても後の祭り…そんな感じだったので幹部の皆様には申し訳ないのですがあまりコミットせず…幹部の男性がほぼほぼ仕切ってくれました(ごめんなさい…)。

 

直前の準備をしている時にリーダーの男性が「もう俺もやりたくねえよ~」とぽろっとこぼしていたのが印象的で。。

確かに彼だってこんな面倒なことやりたくないよな…と押し付けてしまった罪悪感を改めて感じるとともに、自分が女だから得をしているということにも気づきました。

 

自分が消極的なキャラで許されているのも「女だから」。

男でわたしみたいなひょろ長いキャラクターだと「あいつはだめだ」という烙印を押され出世コースからは外れてしまうでしょう。

 

まあもっと長い目で見ると、わたしが「女だから」という理由で飲み会などを免除されているのはハナから出世コースのレールに乗っていないからだということではありますが…

(ここまで頭でわかっていても、目先の「嫌な飲み会に行かなくていい」得に少し喜んでしまう浅はかなわたしであります…)

 

仕事ができる人は往々にして飲み会の仕切りも得意だったりするけど、飲み会という仕事に関係ないところまで評価の対象にされたくはないですよね。。

社内の親睦はもちろん大事なんだろうけど、誰かのモチベーションを下げてまで無理くり時間作る必要あるのかな…?という、改めて“古き良き”会社のウェットな側面を感じたりしたのでした。