【広告】マルちゃん正麺
マルちゃん正麺がtwitterで展開している漫画連載施策が炎上しているらしい、というのがわたしのタイムラインまで届きました。
🍜 親 子 正 麺 🍜 1/2 全8ページ
— 【公式】マルちゃん正麺 (@maruchanseimen_) 2020年11月11日
【第1話】本日配信❗️
あの夫婦にかわいい家族が増えて、ページ数も大増量!#ながしまひろみ 先生(作画)のかわいい絵に悶絶です。#親子正麺 #マルちゃん正麺 #漫画 #月水金で連載中 #第2話は11月13日 pic.twitter.com/6ixPoYUSeG
早速「マルちゃん正麺」で検索をかけてみるも、そんなに炎上してなくない?って印象…
確かに否定的な意見は見るものの、本当に少しだけでほぼ出てこない。
わずかな炎上の内容は下記。個人的な感覚としては、企業を叩く道理が無いと思いました。
①自分が食べたものくらい自分で片付けろや
→袋が出しっぱなしだった件
件の漫画は商品PRを目的にしているため、過去にも食べながらカップ麺の蓋を机の上に置くなど現実ではやらないようなシーンがちょいちょい出てくる。今回もそのように商品パッケージを少しでも多く見せたい、という意図があったのではないだろうか。
→お皿を流しに置きっぱなしだった件
わたしはワンオペ育児をしたことがないのでわからないが、食べ終わってからも子供の世話を優先して洗う時間がなかった、ということは十分考えられる。
(恐らく、食卓周りで団欒するシーンを作りたかったんだろうな…)
②男性が即席麺で子育てをするとほっこり。これが男女逆だったら母親が手抜き料理をすることを超叩くくせに。
→確かに現実ではスーパーでポテトサラダを買おうとした母親を「手抜き」と一括したあたおかジジイが出現したりと恐ろしい事案が発生している。「手作り=愛」という宗教も根強い(しかもなぜか往々にして母親限定)。それにストレスを感じている人もたくさんいるだろう。
でもそれで「男女逆だと叩かれなくてお気楽なもんですね」と怒るのって違くない?ポテサラ手抜き事件に対してはわたしもめちゃくちゃ怒りを感じるが、それは手作り至上主義の「手作りしないのは愛が足りていない」というあたおか言論に対して怒るべきで、怒りの矛先が違うのではないかと思う。
もちろん制作者が「基本的には家事は女がすべき」と考えてあのような結末にしたならば叩かれて然るべきだが、広告主は家事を男性側に担当させるなど非常に配慮をして制作していることが伝わる。
今後どうするか協議中、とのことですが、問題ないと判断して続けるんじゃないかな。
(まあ、それまでの夫婦編の連載では妻ばっかりご飯作ってるな、とは思ったけど…電話かかってきたんだったら夫が交換してやれよ、とかは思ったけど…この漫画も、せっかく配慮してるんだったら夫が皿洗いして妻がお皿拭く係にしとけば文句言われなかっただろうなとかは思ったけど…)
むしろ「またフェミが叩いてるよ」というフェミ叩きがめちゃくちゃ多い印象だったけど、アツギの時のように大勢が声をあげた案件と、今回のようにちょろっと文句を言う人がいた時と、同じくらいの熱量で「フェミ共が~」って言う方が現実見えてなくて問題じゃないかと思ったなぁ…本当にフェミニストを概念的ないち人格だと思ってるんだろうなあ。